読書案内 『低線量・内部被爆の危険性-その医学的根拠-』2011/11/11 12:36

推薦本
医療問題研究会編  耕文社 1000円+税

国際放射線防護委員会・ICRPが無視している低線量・内部被曝に関する調査・研究結果を系統的に紹介。
さらに「100mSv以下では癌による死亡率と被曝量の関係は統計学的に明らかでない」という定説の根拠となった 2003年のプレストン報告を批判的に吟味し、むしろ低線量被曝でも癌死亡率が増えること示していると解説。
軍事・原子力産業に支配されている科学を市民の手に取り戻すためのテキスト。