5.4関西のつどい2011/04/25 10:04

すべての原発の停止・廃止を!
軍事力でなく、命と人権をまもる町を市民自治でつくろう!

     ■ 5月4日(水)    参加費 500円 (学生、非正規労働者の方等は300円)
     ■ 午後2時から   (開場:午後1時30分)
     ■ エルおおさか 606号室 (京阪・地下鉄「天満橋」下車 西へ300m)

                 【講 演】
     「原子力防災は脱原発しかない    
               自治の力で市民の安全と命を守ろう」
             山 崎 隆 敏 さん
     (元越前市議 『生き残れない「原子力防災計画」』著者)

<講師紹介> 水俣病支援ボランティア、福井臨工・火力発電反対活動から脱原発の活動に取り組み、チェルノブイリ救援活動に関わる。今立町議、越前市議の経験から市民自治の強化で土日夜間の議会開催など議会改革も訴えている。著書「福井の月の輪熊と原発」「福井のイヌワシと原発」(八月書館)「生き残れない原子力防災計画」(白馬社)など

                 * * * * *

 3月11日に起きた東日本大地震の被害をさらに深刻化させているのが、福島第一原子力発電所の史上初の原発震災です。一か月以上経過した現在も原子炉の制御はいまだ不能で放射能は拡散し続け、農産物、魚介類の出荷停止をもたらしました。また水道水汚染は東京都にまで及んでいます。
 4月11日、政府は飯舘村全域など20㌔圏外にも計画的避難を指示し、翌12日、事故評価をチェルノブイリ相当のレベル7に引き上げました。
 今、私達は人類が「解決したことのない問題に向き合っている」といっても過言ではありません。福島県の東側には人が住めなくなっており、汚染は止まらず、土壌と海の回復は見通しが立っていません。原発はひとたび事故を起こせば地域社会を破滅に追い込みます。もはや、原発と人類は共存できないのです。
 関西に隣接する福井県には、美浜、大飯、高浜、敦賀に関西電力他の所有する15基もの原子炉があります。ここで同様の事故が起これば、関西は直下の被災地となることは確実です。
 私達は、自らの地域で、市民の生命と人権、ふるさとをまもる立場から、社会破滅をもたらす原発を直ちに廃止し、国や電力会社のいいなりの「原子力防災計画」しか持ち合わせない自治体を、市民の側に立たせていく取り組みを強めることが必要です。
 今回講演いただく山崎隆敏さんは、福井の地で、脱原発こそ有効な原子力防災と訴え、常に住民の立場から、地域に根差して活動して来られました。私達も、自らの地域で、原発停止・廃止にむけて、自治体要請や議会決議の運動を起こしてゆきましょう!

     共催:無防備地域宣言運動全国ネットワーク http://www.peace.cside.to/
         平和と生活をむすぶ会 http://linking.asablo.jp/blog/
     [連絡先] 無防備全国ネット 大阪市東成区中道3-11-15 電話:06-6748-0456

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